「めくるめく数学。-女性数学者たちが語るうるわしき数学の物語」は、数理女子の編集委員でもある奈良女子大学の嶽村智子准教授、数理女子WSに関わっておられる東京理科大学の大山口菜都美准教授と北里大学の酒井祐貴子准教授の３人の女性数学者による数学にまつわる３１の物語です。

数学にまつわる、まるでエッセイのようで、可愛いイラスト（手書きの絵がツボにハマります）もあり、とてもわかりやすく、読みやすい本です。

 

”勝負服”、”推し”、”呪術廻戦”に”朝のゴミ出し”？？
こんな近くに数学が溢れているんだ！と、とても興味もてました。
一輪の花の花びらにも数学の神秘があるだなんて・・・。
生物と数学の繋がりにもまだ知らないことがたくさんありそうでワクワクしました。

 

研究者って半径１メートル以内でたくさんの「あれ？これって？」を気付ける人で、またそれを深く掘り下げていくのを楽しめる人なのかも。
好奇心に導かれて、自分の「好き」を大事にしながら仕事にして、輝いている３人の先生によるお話は読んでいて楽しかったです。
是非お手に取ってお読みいただきたい、おすすめの一冊です！