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施設のご紹介

この文章を書いたのは?

慶應義塾大学 理工学部 数理科学科3年

奥田 真子、山岸 鞠香

RiSuPiaという施設を紹介します

こんにちは!

03_19_01今回は、数学や物理に興味がある方に是非行っていただきたい、RiSuPiaという施設を紹介します。この施設はパナソニックセンター東京の2階、3階に位置しています。

2階の主な部分を占めるクエストフロアでは、数学や物理で登場するいろいろな概念や原理を体験しながら学ぶことができます。具体的には、サイクロイド曲線、ケプラーの法則、モーターと発電機に関するものやその他数種類の装置があり、自分でものを動かして遊びながら学ぶことができます。なかでもオススメは放物線の焦点についての装置です。この装置は、放物面状の反射板に上からスーパーボールを手放し、ボールがどこに跳ね返っていくのかを観察するものです。実はどこから落としてもボールは放物面の焦点へ跳ね返ります。放物線の焦点という概念は高校で習いますが、授業では計算が中心で実感が得にくくなりがちです。しかしこのような装置で実験してみると断然理解が深まると思います。興味を持った方は実際にRiSuPiaに行き、自分で確かめてみて下さい。

03_19_022階にはそのほかに「知の地球儀」という展示もあり、モニターと連動した地球儀を回すことで様々な偉人の発明や発見を学習することができます。
3階は有料(入場料:大人500円、高校生以下無料)で入れる施設となっています。入場する際にはイヤホン付きタブレット端末が一人一台配布され、各装置の仕組みについての詳細な原理の説明や身近にある実例を聴きながら施設を回ることができます。3階には、ブロックを使って形を作るパズルや、「素数ホッケー」(合成数を素数の積に分解するゲーム)といったゲームに参加するタイプの装置があったり、また数学にまつわる話を紹介するモニター展示では、生存に有利な素数ゼミやひまわりの種に隠されたフィボナッチ数、また黄金比など、自然界に潜む数学について、わかりやすい映像を見ながら知識を得ることができます。そのほか、特徴的なものとして「パフォーマンスシアター」という3Dシアターがあります。時間によって多様なテーマの回が用意されています。私たちが見学したときには整数に関する回の上映がされました。パスカルの三角形やフィボナッチ数などを噛み砕いた、親しみのわく3D映像でした。わかりやすく楽しく、小さなお子さんでも楽しめる内容になっていると思います。
 

RiSuPiaは、実験装置や美しい映像を用いながら数学や物理に親しむことのできる、貴重な体験型施設です。小学生くらいの子どもたちが実験装置やゲームを通して、楽しそうに遊びながら数学や物理を学んでいる姿が印象的でした。中学生以下の方には数学や理科の世界に興味を持つ糸口となると思います。いずれ学んだ時には役に立つ経験となるでしょう。また、高校生以上の方にとっても、自分の知識とあわせて実際の現象を確認しながら楽しむことができる施設だと思います。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
 

※2016年3月掲載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。

施設のご紹介

RiSuPia

電話番号
03-3599-2600
入場料
無料 3階は有料(入場料:大人500円、高校生以下無料)
開館時間
10時~18時 リスーピア3階の最終入場は17時まで
休館日
月曜日、年末年始
場所
東京都江東区有明3丁目5番1号
MAP
最寄り駅
りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分 新交通ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分

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